卒母
きのう、「毎日かあさん」の連載が終わった。
連載を終える理由は「お母さんが終わったから、お母さん卒業します」自分のすることを自分で決める年齢に達し「あっ、お母さん終わった」と気がついたから、だとか。経済的支援は必要でしょうが、それ以外はもう要らないな、この子たちはもう、絶対大丈夫と思っている。「後は君たち好きにしなさい。私も好きにさせてもらうので」
わが家に置き換えてみると…
たぶん、それは去年だったような気がする。
上の子どもが成人式を迎え、下の子どもが、1年早く高校を離れて、ニュージーランドの高校生になった。
同時に、拍車をかけるように、少し前から始まっていたカウンセリングやコーチング、心理学の仕事や学びがお母さんをやってる時間がなくなるほどの勢いで大きくなった。
「子どもたちが〇〇になったら始めよう」と思ってたわけではなく、本当に、不思議なことに、自分の時間のなかでごく自然に入れ替わっていく感覚。
あまりにも自然で、気がついたら、「ん?もうお母さん卒業してる?じゃあ、主婦も一緒に卒業、手放していいよね・・・」と、振り返ってみたら、いろんなものを手放していた。
もちろん生活する上で家事もする。でも、それまでの、「私はお母さんだから、主婦だからしなくちゃ~」が消えている。毎日、夜は夕食用意して食べさせて、寝させなくちゃ~という常に家族を意識することがなくなる。
もちろん、子どもたちは経済的支援は必要で、まだまだどうしたらいいか迷うことがいっぱい。「ねえねえ」と話してくることがいっぱい。でも気がついてみると子どもたちからのそんな話も、「こうしなさい」ではなく「で、どうしたい?」の感覚に変わっている。
今日は娘の誕生日。22年もお母さんやってきたんだぁとかけて、連載の終了、と説く。そのこころは・・・卒母、かな(^^;)
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